マインブログ

2016年10月23日 日曜日

食養学

こんばんは。スタッフの小澤です。
今日は時折曇りましたが1日穏やかな天気でした。
しかしすっかり涼しくなってきましたね。当院でも低周波や楽トレのパットを患者様の素肌に当てる際、冷たさに少々驚かれる様になってきました。ついこの間までは暑い暑い言っていたんですけどね。いよいよ秋も深まってまいりました。

さて私は以前健康に関する仕事をしていたことがあり、その時の師匠が食養学を学んでいた事もあり、少々勉強しておりました。

食養学は明治時代の日本の医師・薬剤師である石塚左玄 氏が提唱したものです。栄養学がまだ確立されていない時代に、食の指導によって病気を治していました。医食同源という考え方です。
食養の教えの一つに「食本主義」があり、心身の病気の原因は食にあるとし、人の心を清浄にするには血液を清浄に、血液を清浄にするには食物を清浄にすることであると説きました。
その他「身土不二」といって、住んでいる土地で採れた食べものを食べることでその環境に調和適合するというものがあります。今で言う「地産地消」に近いですね。
他にもまだまだ大切な教えがありますが、とても書ききれないので省略しますが…

時代が変わって現代では栄養学や医学が発達し、食べものを栄養素やカロリーでしかみなくなり、自然が与えてくれている本来の意味を理解しなくなってしまった様に思います。
例えば秋の果物と言えば梨、ブドウ、柿、リンゴ等があります。基本的に果物は身体を冷やす働きがあるのですが、秋の果物の役目はこれから寒くなる季節に向けて一旦身体を冷やして来たる冬に備えようというものです。

今では食べものの生産や保存、運送等の効率が上がり、食卓には世界中の食材が集まり、「旬」が無くなりつつあります。日本では食べものに困る事はありませんが、効率だけを求めて何か大切な事を忘れてしまっている気がします。

石塚左玄氏の時代からはすっかり変わってしまい、とても全てをその教え通りすることは出来ませんが、学ぶ事で行動を変える事は出来ます。
私もこれを書きながら思い出してきましたが、我が家も食べものについて改めて考え直そうと思います。家族健康が一番ですね。^ ^

明日は午前中のみの診療となります。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、お間違えのないようお気をつけ下さい。


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投稿者 マイン鍼灸整骨院

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